『Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow』
(昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう)
アインシュタイン
2006年9月17日―
夕刻、台風13号が長崎県に上陸。前線も影響し沖縄から中国地方にかけて暴風・豪雨、合計で10名が犠牲となった。
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人は過去から学ぶことができる。
2006年の犠牲者は一体なぜ、この世界から旅立たねばならなかったのか。その理由を、どれだけの人が己と自然に問い質したことだろう。
我々は、そこから学んでいるだろうか。
既に沖縄へ、そして明日から九州〜縦断コースを取り少なからず被害を出すであろう台風を前に、学んだことを生かそうとしているだろうか。
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明日へ期待はすれども、誰ひとり明日を証明しようとはしない。
なぜ、明日は来るのか?
自分に、大切な人に、明日は来るのか?
最も基本的なその質問を考えることもない。
否、考えない、証明できないのではなく、証明できないことを認識するのが怖いからだ。
人の精神は、明日が来ないかもしれないことを意識し続けるにはあまりに脆弱で、繊細である。
そのか細い精神を守るため、危険を過小評価しストレスから逃げようとしている。
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"何によって"明日が奪われるかは誰にもわからない。
いつ何時、死が訪れるかは誰にもわからない。 従って、明日が必ず来ると証明することはできない。
だが、人の英知は危険を事前に知ることを可能にした。
明日は知らねど、明日の台風は"知って"いる。
不安に負け、ストレスから逃げ出してはならない。
勇気をもって『既に、誰かが亡くなっている』災害が目の前に訪れつつあることを思い返し心に留め、対策と、速やかな避難に躊躇してはならない。
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2006年9月17日、10名の明日が途絶えた。
これ以上「明日が来ない」ことを証明させてはいけない。
過去から学び、今を生き、明日へ期待するために―。
明日は来ると信じるために―。
台風情報に注意し、備える必要性は、そこにある。

